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シリア難民支援 NGO職員のブログ

トルコ南東部でシリア難民支援に携わっている者のブログです

トルコという独裁国家に住んでます

サーバーエラーが出るWikipediaのサイト

ついにWikipediaにアクセス出来なくなりました。ほんんんッッッとにもおおおぉぉぉなんなん?!夜寝る前に「谷崎潤一郎」とか「ゴマ」の起源とか「死後写真」の記事にハマって夜更かししてしまう身としては本当に辛い。

まぁオンラインサイトやサービスのアクセス制限は今に始まった事じゃないらしいけど…。去年のクーデター未遂事件の時はFacebookTwitterどころかネットも繋がらず、皆1週間ショートメールで仕事をしていたらしい。ネットが復活した今でもTwitterの特定のアカウントはブロックされているし、閉鎖を免れたニュースサイトも政府寄りのものばかり。流石、報道の自由度180ヶ国中155位なだけある。

ますます独裁色が濃くなるトルコ政府の圧力は情報の規制だけじゃなく、軍関係者・警官・教師・記者の追放といった形でも表れる。トルコではWikipediaが閉鎖された日と同日、昨年のクーデターに関わった容疑で約3,900人の公務員が罷免されました。これで昨年のクーデター未遂から現時点で合計12万人もの人々が職を失い、4万人が逮捕されている試算。同日にはその他にも18の財団、14の団体、13の医療法人が強制的に閉鎖。シリア難民支援でかなり広く活動を展開していた主要NGOもその内の一つらしい。どの団体も容疑は、「国家の安全を脅かすテロ組織である疑いがある」ため。それ以外に特に説明はない。

こういった事がどんどん起きると徐々に感覚が麻痺してくると同時に、先日トルコ人の同僚がシリア人の同僚に言った事を思い出す。

エルドアンが次のアサドになるから、その時は私達を助けてね」

そう冗談めかして言う彼女の眼は別に笑ってはいなかった。